→伍 vertik bombadar, dive bomber crew
→分隊 aerfingrar, air fingers
→小隊 aermanar, air hands
→中隊 aviadar, flight
→大隊 skuadron, squadron
地上直協部隊として、砲兵の射撃が行き届かない敵陣を狙い撃ちに爆撃します。防空飛行聯隊に2箇中隊があり、大隊を編成して教育訓練に當ります。地上軍に直接協力し、戰術爆撃をもって敵陣地・装甲車輛を襲撃します。以下の説明では、他兵科の編成と重複するところは省略してあります。
大隊本部(指揮班)
第1中隊本部(指揮班)
第1小隊(指揮班)
第1分隊(急降下爆撃機伍2)
第2分隊(同上)
第3分隊(同上)
整備分隊
第2小隊
第3小隊
發著場小隊(給養掛、兵器掛、小行李)
第2中隊
急降下爆撃機 操縦手(伍長または上等兵)、信號手(上等兵)
機工手(兵器部員)、機工卒(一等卒)、鞍工卒、電工卒、銃工卒、火工卒、馭卒(輜重輸卒)
[車輛]
中型整備車
寫眞→ 爆撃演習(飛行第13聯隊急降下爆撃大隊)→ top
☆ 急降下爆撃伍の兵員構成(9名)は、以下のとおりです。
《操縦手》pilot, pilot (飛行兵伍長または飛行兵上等兵、飛行兵學校飛行機操縦術練習所操縦術修了者)
《信號手》signalar, signal crew(飛行兵上等兵、飛行兵學校空中信號術練習所信號術修了者)
《鞍工卒》(飛行兵一等卒、鞍工術修業者)
《火工卒》(飛行兵一等卒、火工術修業者)
圖↓ 穂式急降下爆撃機の断面(英國ホーカー・ハーディー數目的機を改造、525馬力、112.5kg爆彈または50.4kg爆彈2、豫備燃料罐8または輕爆彈8または投下物、飛行第14聯隊急降下爆撃大隊)
急降下爆撃機は、爆撃の命中精度が高く、主に敵の堡塁・戰車を空中から急襲して突撃部隊の進路を清掃する役割を持ちます。機體が小さいので爆弾は2發くらいしか携行できず、頻繁に發著場に飛んで帰って爆弾を補充しては、また戦場に戻ってくる事を繰り返します。急降下制動器と爆弾を付けた機體は鈍重で、敵の戰闘機に容易に捕捉されやすい缺點があり、完全な制空権掌握下に無い時は驅逐機部隊の援護が必要不可缺です。→ top
後部座席に在って空中電氣信號器を操作し、爆撃目標の込み入った細目を受領して操縦手に傳え、航路を點檢するなどして、機を目標に導きます。敵機の襲来ある時は、後部機關銃にて應戰します。→ top
爆撃照準装置の整備をします。→ top
爆彈の點檢・信管調整・供給・装填をします。爆彈の積載作業は、馭卒や銃工卒が手傳います。
→ top
第1急降下爆撃機: 操縦手兼分隊長(伍長)、信號手(上等兵)
第2急降下爆撃機: 操縦手兼分隊長補佐(上等兵)、信號手(上等兵)
發動機掛: 機工手(兵器部員)
機體掛: 機工手2(同)、機工卒2、鞍工卒2、電工卒2、銃工卒2、火工卒2、馭卒3(輜重輸卒)
[車輛]
小型整備車3
→ top
《分隊長》kap pilot, team leader(飛行兵伍長、飛行學校操縦術練習所下士候補生課程修了)
第1急降下爆撃機を操縦し、敵地上目標を精密に爆撃します。最低2年間の操縦勤務經驗があります。→ top
《分隊長補佐》pilot, pilot(飛行兵上等兵、飛行學校操縦術練習所修了者)
第2急降下爆撃機を操縦します。最低1年間の操縦勤務經驗があります。→ top
《發動機掛機工手》, assistant engine mechanics(上等兵相當兵器部員、飛行學校飛行機整備術練習所修了者)
急降下爆撃機2機の發動機(エンジン)整備をします。このレベルで分解整備が可能です。分隊の整備を指揮します。→ top
【指揮班】(6名)
第7急降下爆撃機: 小隊長兼操縦手(中尉・少尉・少尉補、准尉のいずれか)、信號手(上等兵)
第8急降下爆撃機: 小隊付兼操縦手(軍曹)、信號手(上等兵)
小隊長馬卒、小隊長從卒
[車輛]
小型乗用車(小隊長用)、側車付二輪自働車(同)、二輪自働車(傳令用)
【整備分隊】(29名)
分隊長: 三等機工長(兵器部員)
機體掛: 機工手3(同)、機工卒3
發動機掛: 機工手(兵器部員)
観測器掛: 鞍工手(兵器部員)、鞍工卒2
電氣掛: 電工手(兵器部員)、電工卒2
爆彈掛: 火工手(兵器部員)、火工卒2
武器掛: 銃工手(兵器部員)、銃工卒
馭卒8(輜重輸卒)、馭卒助手2(輜重助卒:自働貨車用)
[車輛]
中型整備車3、小型整備車3、中型自働貨車2
【飛行分隊】(60名)
第1〜6急降下爆撃機
第1分隊 第2分隊
第3分隊
《小隊長》flugar chef, flight lieutenant(飛行兵中尉・少尉・准尉・少尉補のいづれか)
最低1年間の操縦勤務經驗があります。技倆では、新米少尉は部下の下士操縦手より劣る場合が多く、中尉になって、やっと使い物になってきます。しかし下士から累進してきた准尉は豊富な經驗の持主なので、信頼されます。また豫備役應召の少尉補は民間で職業操縦手として經驗を積んでいる者が多く、中には曲藝飛行士なども混じっていて、華麗な戰枝を披露して、空中サーカス小隊の異名をとります。
→ top
《小隊付》flugar serghent, flight sergeant(飛行兵軍曹)
小隊長の補佐役です。小隊長事故の時は、代わって小隊の指揮を執ります。最低3年間の操縦勤務經驗があります。空中では各機に細かく指示を出して、編隊を組立てます。また戰闘全般に亘って戰果や損害の記録を取り、救難の手配をします。從って戰闘中は編隊の最上部に位置して全般の監視を怠らず、また敵機の接近を警戒し、逸早く小隊列機に警報を發します。自らの戰果を挙げる余裕が無いので、あまり功績になりませんが、戰闘操縦手が一度は經驗しなければならないポストです。 → top
【中隊本部】(34名)
第25急降下爆撃機: 中隊長兼操縦手(大尉)、信號手(上等兵)
馬卒、從卒
《指揮班》(30名)
第26急降下爆撃機: 指揮班長兼操縦手(特務曹長)、信號手(上等兵)
馬卒、從卒
發著掛(曹長)
發著誘導手2(上等兵)、喇叭手(上等兵)、傳令卒、笛手
信號長(伍長)
信號手、信號卒3
暗號手、暗號卒2
傳鳩卒
斥候手(上等兵)、斥候卒2
對空機關銃長兼觀測手(上等兵)、射手(上等兵)、装填手、彈藥手兼操縦手、彈藥手兼信號手、彈藥車馭者
軍犬卒、馭卒(輜重輸卒)
[車輛]
小型乗用車2(中隊長・指揮班長用)、側車付二輪自働車2(同)、自働二輪車3(傳令用)、中型乗用車(指揮班用)、信號車(信號班用)、輕装甲偵察車(斥候用)、自走對空聯装重機關銃、同彈藥車、小型自働貨車(軍犬用)
[航空機]
第1豫備急降下爆撃機
【發著場小隊】(91名)
《指揮班》(6名)
小隊長(准尉)、傳令卒、馬卒、從卒
信號卒、看護手(軍醫部員)
[車輛]
小型乗用車(小隊長用)、側車付二輪自働車2(小隊長・看護手用)、二輪自働車(傳令用)
《給養掛》(8名)
給養掛(曹長)、傳令卒
縫工卒、靴工卒
炊事手、炊事卒、馭卒(輜重輸卒)、同助手(輜重助卒)
[車輛]
二輪自働車(傳令用)、中型自働貨車(被服材料・工具用)、炊事車
《兵器掛》(56名)
二等機工長(兵器部員)、傳令卒
機體班: 三等機工長(同)、機工手(同)、機工卒2
發動機班: 三等機工長(兵器部員)、機工手(同)、機工卒2
電氣班: 三等電工長(兵器部員)、電工手(同)、電工卒2
工作班: 三等鍛工長(兵器部員)、鍛工手(同)、鍛工卒2
木工手(兵器部員)、木工卒
鞍工手(兵器部員)、鞍工卒
補機班: 機工手(兵器部員)、機工卒
壓縮機班: 電工手(兵器部員)、電工卒
自働車輛班: 機工手(兵器部員)、機工卒
飛行場器材班: 機工手(兵器部員)、機工卒
倉庫班: 機工手(兵器部員)、機工卒
彈藥班: 三等火工長(兵器部員)、火工手、火工卒2
馭卒20
[車輛]
二輪自働車(傳令用)、中型工作車10
《小行李》(21名)
輜重兵上等兵、輜重兵一等卒4、輜重輸卒16
[車輛]
二輪自働車5(輜重監視用)、小型自働貨車16
【小隊】(285名)
第1〜24急降下爆撃機→ top
第1小隊
第2小隊
第3小隊
【大隊本部】(4名;急降下爆撃機52、豫備急降下爆撃機3) → top
大隊長(少佐)、信號手(上等兵)
馬卒、從卒
[航空機]
第3豫備急降下爆撃機
本部要員は右翼中隊本部が兼務
【中隊】(820名)
第1〜52急降下爆撃機、第1〜3豫備急降下爆撃機→ top
第1中隊 豫備
第1小隊
第2小隊
第3小隊
第2中隊 豫備
第1小隊
第2小隊
第3小隊